賃貸借契約を交わすときには、初期費用がかかってきます。
契約相手によって敷金や礼金、仲介手数料がありますが、気に入った物件で支払う必要があったとき、知らないと後々損をする可能性があります。
契約するときにスムーズな取引をするために、今回ご紹介する初期費用の概要や相場について確認をしてみてください。
賃貸物件でかかる初期費用の敷金
敷金とは、賃貸物件で生活していた際に問題があった場合の担保として貸主に対して支払うお金です。
お金の相場は家賃の1~2か月ほどですが、契約期間中に問題がなければ基本的に退去する際に返還されます。
しかし、できるだけ早く貸したい物件など、貸主の事情によっては敷金なしとしているケースもあります。
初期費用を節約できるため、理想の物件であれば良いですが、初期費用の安さに惹かれ条件と合わない賃貸物件で生活をすると損をする場合があるので気を付けましょう。
賃貸物件でかかる初期費用の礼金
礼金とは、部屋を貸すオーナーにお礼として渡すためのお金です。
家がまだ少ない時代に、住まわせてもらえたことを感謝するためにお金を渡していたことに由来します。
相場も、敷金と同様家賃の1~2か月分かかってきます。
国土交通省の平成27年のデータを見ると、礼金なしの賃貸物件の方が、礼金蟻の物件よりもわずかに多いです。
しかし、平成25年と平成26年のデータを比較すると、そこまで差はありません。
礼金ありの賃貸物件でも、交渉により下げてもらえる場合もあるため、理想の物件で初期費用が気になる際にはオーナーと話し合ってみるのも良いでしょう
賃貸物件でかかる初期費用の仲介手数料
仲介手数料とは不動産会社に、契約事務や意見をもらうために仲介に入ってもらい契約が成立したときに発生します。
依頼をする不動産会社によって料金が変わってきますが、宅地建物取引業法によって上限が定められています。
仲介手数料の相場は、最大で家賃の1か月分に消費税をプラスした価格です。
交渉次第で安くなるケースもありますが、交渉する前から仲介手数料を安価で提示している不動産会社もあります。
しかし、その分ほかの費用がかかっていることもあるため、初期費用だけでなく家賃など賃貸物件に住むことでかかる費用をチェックしていきましょう。
まとめ
賃貸物件の初期費用には、だいたいの相場が決まっており、交渉次第で安くしてくれることもあります。
しかし、初期費用の一部がない場合や、相場よりも安すぎるときには、別の事情やほかのところで費用がかかる可能性があります。
賃貸物件を選ぶときには、契約相手としっかりと話し合いましょう。
私たち未来こいのぼり不動産株式会社は、加須市を中心に豊富な不動産を取り扱っております。
不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓