築浅の一戸建てを売る際は「比較的綺麗だから早く売れるだろう」と考えるでしょう。
一方で買主は「まだ住めるのに何かマイナスな理由があるのかな」と不安に思う方もいます。
できるだけ好条件で売却するためには、きちんと売却理由を伝えることが大切です。
本記事ではできるだけ好条件で売れるよう、築浅の一戸建てを売る際のコツを解説します。
築浅一戸建ての売却理由
不動産を売り出す際は、理由をきちんと伝えると、買主に納得して購入を検討してもらいやすいです。
主に売却を検討するきっかけとしては、「より良い住まいへの住み替え」「離婚した」「転勤が決まった」「ローンの返済が厳しい」などが挙げられます。
買主にとって「なぜ?」と懸念される部分は、早めに解決しておきましょう。
売り出す際雨漏りしている箇所があるのに、それを隠したりすると「契約不適合責任」を負います。
契約不適合責任とは、物件の引き渡し後3か月以内に欠陥が見つかった場合は、売主が補修費用を払うというものです。
築浅一戸建ての売却における価格相場
築浅の一戸建てを売りに出すのであれば、早めが良いです。
築年数が経過するごとに相場は下がっていくので、ここからは「築5年」「築10年」「土地」という観点から解説します。
築5年だと新築時の価格から20%程度下がるといわれているため、新築時に3,000万円で購入したのであれば、築5年で2,400万円程度になります。
築10年経つと、40%程度を目安に相場は下がります。
最後に土地についてですが、戸建ての場合土地の資産価値は変化しません。
一戸建てでも建物より土地の比率が多いと、土地の資産価値によって売却額が高くなることもあります。
築浅一戸建てを早期で売却するコツをご紹介
できるだけ高く売るためには、不動産会社に頼りきりではなく、ご自身でも調べておくことが重要です。
以下では売るときのコツを4つご紹介します。
1つ目はエアコンや照明器具、洗濯機などの住宅設備を残す方法です。
どの設備を残すかは買主との交渉次第ですが、築浅であれば比較的新しい設備なので、残しておくほうが良いこともあります。
2つ目は、適正価格で売り出すことです。
周辺地域の相場を事前に調べておくことで、不動産会社が提示してきた売却額が安すぎる場合は、気づくことができます。
3つ目に、住宅ローンの完済を意識して売り出し金額を決めましょう。
ローン完済に至らない売り出し価格だと自己資金が必要になるので、注意が必要です。
4つ目は、節税対策をして確定申告することです。
不動産を売ると3000万円の特別控除の特例が一定の要件を満たすことで利用できます。
まとめ
築浅一戸建ての売却について、価格相場や売り出すコツをご紹介しました。
適正価格や節税対策をおこなうことで、できるだけ高く売ることが可能です。
今回の記事でご紹介した情報を参考に、納得のいく売却を目指しましょう。
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