普段気にすることは少ない屋根ですが、機能を保つためには定期的な屋根修理が必要です。
一戸建ての屋根の状態はなかなか見えづらいため、劣化や痛みが気づきにくい部分でもあります。
そこでこの記事では、屋根修理の時期や費用の相場と、火災保険の適用についてご紹介します。
一戸建ての屋根修理をする時期
屋根の素材にはスレート・瓦・ガルバリウムなどがありますが、これらの素材によって耐用年数や修理の時期が以下のように異なります。
●スレート:耐用年数は約15~20年、修理の時期は約10~15年
●瓦:耐用年数は約50年、修理の時期は約10~15年
●ガルバリウム:耐用年数は約20~40年、修理の時期は約20~30年
スレートは放置すると割れたり反ったりするため定期的な塗装が必要です。
また耐用年数の長い瓦でも、接着の役目を果たしている漆喰が劣化したり苔が生えたりするため、修理が必要となります。
ガルバリウムは金属でできているため耐久性が高く、壊れることもあまりないため修理の時期は長めで良いとされています。
ただし、塗料の剥がれや苔、ひび、ずれなどに気付いたらなるべく早く修理を依頼しましょう。
一戸建ての屋根修理にかかる費用
屋根修理を依頼する際には、どのくらいの費用がかかるのか気になります。
そこで、屋根修理にかかる費用の目安を修理内容ごとにまとめました。
●塗装:1棟当たり約20万円~50万円
●葺き替え:1棟当たり約90万円~150万円
●瓦部分補修:1枚当たり 約3,000円~4,000円
●漆喰補修:1m当たり約2,000円~3,000円
●雨漏り修理:2万円~200万円
屋根修理の際には、修理の規模に関わらず足場を組む必要があるので、上記の修理費用に足場代がプラスされることに注意しましょう。
一戸建ての屋根修理では火災保険が使える
屋根修理は内容や規模によっては高額になることもあるため、負担が大きく感じることでしょう。
しかし、条件を満たせば火災保険を使って屋根修理ができる場合もあります。
火災保険は火災に限らず、台風や積雪などの自然災害による屋根の損傷に対しても申請が可能です。
申請の際は保険金請求書と修理見積もり書、被災個所の写真などの必要書類の提出が必要ですが、正しく申請をおこなうと希望額に近い金額が保険会社から支払われます。
まとめ
一戸建ての屋根修理は、劣化や破損をしている恐れがあるので定期的におこなう必要があります。
屋根の素材によって耐用年数や修理の時期は異なります。
また、自然災害による屋根の損傷に対しては、火災保険を利用して修理できる場合があるので確認してみましょう。
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