住み替えでは資金計画が重要ですが、具体的に何をすればいいのでしょうか。
住宅の売却でお金が入りますが、ローンの完済や、新居の頭金、住宅の売却と新居の購入にかかる諸経費など、支払うべき費用もあります。
ここでは資金計画で確認すべき点と、住み替えの種類やメリット・デメリットをご紹介します。
住み替えで資金計画を立てるときに確認すべきお金
資金計画のポイントは、収益(所有している住宅の売却価格)と、費用(住宅ローンの残債・新居の頭金・住宅の売却と新居購入時の諸経費)を把握することです。
抵当権が抹消されないと現在の住宅を売りに出せないため、まずは住宅ローンの完済が必要です。
新居の頭金や、仲介手数料や登記費用、各種税金などの諸経費も支払いが必須になります。
売却価格が費用を上回れば、持ち出しなく住み替えができるでしょう。
しかし、希望どおりの価格で売却できなかったり、代金を受け取る前に自己資金で費用の支払いをすることも考えられます。
自己資金として、生活予備費をぬいた「住み替え費用に充てられる額」を確認しておきましょう。
住み替えにおける資金計画のポイント
資金計画のポイントとなるのは以下の3つです。
●住宅ローンは無理のない返済額にする
●住宅ローンの借入期間・金額を上げすぎない
●生活予備費を確保しておく
住み替えであれば、最初の住宅購入時より年齢があがっており、定年までの期間も短くなっています。
住宅ローンの返済額は年収の25%程度に設定し、65歳までに支払い終えるようにしておくと将来的にも安心です。
貯金をすべて購入資金とするのではなく、生活費の6ヶ月~1年分を生活予備費として確保しておくことも重要になります。
住み替えパターンで異なる資金計画の注意点
住み替えには「買い先行」と「売り先行」の2種類があります。
まず、買い先行とは現在の住宅を売る前に、住み替え先の不動産を購入する方法です。
今の住宅に住んだまま物件探しをおこなえるため、スケジュールが立てやすいことや、引っ越しが一度だけですみます。
注意点としては、現在の住宅のローンと新居のローンのダブルローンになる時期が発生することです。
次に売り先行とは、先に今の住宅を売却することです。
売却金額が確定してから購入物件を検討できるため、資金計画が立てやすくなります。
注意点は、売却により住宅を出ていかなくてはならず、住み替え先の物件が決まらない場合、仮住まいの費用が発生します。
引っ越しの回数も増えてしまうでしょう。
まとめ
今回は、資金計画で確認すべき点と、住み替えの種類やメリットデメリットをご紹介しました。
住み替えには資金計画を立てることが重要です。
住宅の売却や新居の購入では、諸経費などが想像以上にかかるため、しっかりと把握しましょう。
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