さいたま市でマイホームを探している方のなかには、大宮区を候補として家探しをおこなっている方もいるでしょう。
大宮区でマイホームを購入する場合、相場や住環境がどうなのか気になるところです。
今回は、大宮区の不動産売却相場はどのくらいなのか、大宮区の概要や住環境をご紹介します。
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不動産売却における大宮区の概要
大宮区でマイホームを探すなら、大宮区の概要について知っておくと参考になります。
ここからは、大宮区の概要についてご紹介します。
大宮区の位置
大宮区は、埼玉県さいたま市の中央に位置しており、ほぼ全域が大宮台地上にあるため平坦な地形です。
大宮区の中心には、関東最大級のターミナル駅である大宮駅があります。
大宮駅には、JR東日本の新幹線・在来線各線と、東武鉄道の野田線、埼玉新都市交通の伊奈線が乗り入れており、東北・上信越方面と関東方面を結んでいます。
大宮駅周辺には、大型商業施設が立ち並び、埼玉県内最大の商業都市としても、さいたまの情報発信基地としても有名です。
大宮区の人口
大宮区の令和5年4月1日現在の人口は12万4,422人で、世帯数は6万2,156世帯です。
さいたま市全体の令和5年4月1日現在の人口は134万923人、世帯数は63万4,697世帯です。
前年同月と比較すると、人口は5,948人増加、世帯数は8,620世帯増加しています。
さいたま市の他の区の人口を見ると、南区で19万3,538人・9万1,758世帯、浦和区で16万8,881人・7万8,914世帯、見沼区が16万4,947人・7万7,345世帯です。
大宮区の歴史
大宮の発展と礎となったのは、明治時代に始まった「鉄道」と「製糸」の2つの大きな産業です。
江戸時代から、北関東は要蚕や絹織物の産業が発展しており、江戸末期の開国以降は重要な輸出品として、国の基幹産業となっていきます。
1896年に大宮駅が開設し、北関東の養蚕地と、生糸を積み出す横浜港の間に位置する大宮には、製糸工場が多数立地して、生糸の生産地として発展しました。
明治末期から戦前にかけて、11もの製糸工場があり、大宮の街はさらに発展を遂げていきます。
また、古くから交通の要衝として栄えた大宮では、1896年に「日本鉄道大宮工場」が開設、国の基幹となる鉄道の工場として発展しました。
大宮工場では、鉄道車両の修繕・補修が中心におこなわれたほか、戦前には蒸気機関車の製造も多くおこなわれ、企業城下町として発展します。
大宮駅にも私鉄を含め、多くの路線が乗り入れるようになり、1982年には東北・上越新幹線が開通するなど、大ターミナル駅となっていきました。
大宮区の由来
大宮区の地名「大宮」の由来は「氷川神社」にあります。
大宮は、関東に多く点在する氷川神社の総本社である「大宮氷川神社」の鳥居前町として、また中山道の宿場町として発展してきました。
大宮の地名の由来は、この氷川神社を「大いなる宮居」とする呼称から、変化してできたものといわれています。
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不動産売却における大宮区の住環境
大宮区は、2024年の住みたい街ランキング首都圏版で、埼玉県のなかで1位に選ばれており、住みやすく住環境が良いといわれている街です。
ここからは、大宮区の住環境についてご紹介します。
大宮区の交通アクセス
大宮区の住環境の魅力のひとつに、交通アクセスの良さがあります。
大宮区には、全国でも有数のターミナル駅である「大宮駅」があり、在来線だけでなく新幹線も運行しています。
とくに都心へのアクセスが良いのが特徴で、約30分で東京の主要都市に移動が可能です。
大宮駅からのアクセス時間は、東京駅まで約24分、池袋駅まで約25分、新宿駅まで約31分、渋谷駅まで約35分となっています。
さらに、高速道路のインターチェンジも大宮区内にあり、車での移動も便利なのもポイントです。
マイカーでの移動だけでなく、路線バスや高速バス、空港連絡バスなどの公共交通機関も充実しているため、出張が多い方も安心できるでしょう。
大宮区の買い物スポット
大宮区には、大型の商業施設が数多くあり、買い物スポットが充実している点でも住環境は整っているといえるでしょう。
毎日の買い物から、特別な日のお出かけまで、幅広いジャンルの商業施設が揃っているのが特徴です。
大宮区内の大型商業施設には、そごう大宮店、大宮タカシマヤ、大宮マルイ、ルミネ大宮、コクーンシティなどがあります。
大宮区の子育て環境
大宮区のあるさいたま市は、子育てがしやすい市として知られています。
さいたま市では、0歳から中学校卒業までの子どもについては、通院・入院にかかる医療費と、入院時の食事負担額の半分を助成する制度があります。
さらに、病院の数も充実しており、万が一病気になったとしても駆けつけやすいです。
また、子どもが3人以上いる家庭には、5万円分の「3キュー子育てチケット」が配布されています。
大宮駅の周辺には大宮公園があり、小動物園や児童遊園地が併設されているため、子どもたちがのびのびと遊べるなど、子育てしやすい住環境といえます。
大宮区の治安
大宮区は、乗降者数が多いターミナル駅があるエリアですが、駅前はきれいに整備されており、治安の心配は少ないです。
南銀エリアなどの居酒屋が密集している地域では、夜の人通りが多くてにぎやかな一方で、北部エリアなどは閑静な住宅街となっています。
治安が気になる方は、繁華街を避けて、住宅街が多いエリアで物件を探してみると良いでしょう。
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大宮区の不動産売却相場
大宮区で不動産の売却を検討されている方へ、最新の売却相場情報をお届けします。
ここでは、土地の公示価格、一戸建ての価値向上方法、マンションの価値向上方法について解説します。
土地の公示価格
大宮区は埼玉県内でも地価が高いエリアとして知られています。
2024年に公表された公示価格によると、大宮駅周辺の桜木町では1平方メートルあたり176万2,714円と、市内で最も高い価格が示されました。
同じく大宮駅周辺の仲町なども上位にランクインしており、商業地としての需要の高さが伺えます。
一方で、同じ大宮区内でも地域によって価格差があり、三橋では1平方メートルあたり13万1,875円と、桜木町と比べて大幅に低い価格となっています。
このように、大宮区内の土地価格はエリアによって大きく異なるため、売却を検討する際には自分の土地がどのエリアに位置するかを確認し、適切な価格設定をおこなうことが重要です。
一戸建ての価値を上げる方法
大宮区で一戸建ての売却を検討する際、物件の価値を高めるためのポイントを押さえておくことが重要です。
まず、外観のメンテナンスは第一印象を左右するため、外壁や屋根の塗装、庭の手入れなどをおこない、清潔感を保ちましょう。
次に、内装ではキッチンや浴室などの水回り設備のリフォームが効果的です。
最新の設備に更新することで、買い手にとって魅力的な物件となります。
また、大宮区は交通の利便性が高く、商業施設も充実しているため、周辺環境の魅力をアピールすることも価値向上につながります。
さらに、エネルギー効率の高い設備の導入や耐震補強など、安全性や快適性を高める工事も検討すると良いでしょう。
これらの取り組みにより、一戸建ての価値を効果的に高めることができます。
マンションの価値を上げる方法
大宮区でマンションの売却を考える際、自分の部屋の価値を高めるための工夫が求められます。
まず、室内のクリーニングを徹底し、とくにキッチンやバスルームなどの水回りは清潔感を重視しましょう。
次に、壁紙や床材の張り替えなど、内装のリフレッシュをおこなうことで、部屋全体の印象を明るくすることができます。
また、大宮区は商業施設や公共交通機関が充実しているため、物件の立地の良さを強調することも重要です。
さらに、収納スペースの増設や間取りの変更など、生活の利便性を高めるリフォームも検討すると良いでしょう。
これらの対策を講じることで、マンションの価値を効果的に向上させ、スムーズな売却につなげることが可能です。
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まとめ
大宮区は、さいたま市の中央に位置しており、製糸と鉄道の街としての歴史があります。
大宮区の住環境は、交通アクセスが良く、商業施設も多く、子育て支援も充実していて子育てしやすい環境です。
売却を検討する際には、土地価格はエリアによって大きく異なるため、適切な価格を事前に調べておきましょう。
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