未来こいのぼり不動産です。
前回第2回、いざ不動産を購入したいとおもったとき、手続きの流れが分からなくて不安な方が多いのではと思い不動産購入の主な流れを知っていれば安心です。というタイトルでご紹介させていただきました。
そこで今回は、前回の続き不動産購入の主な流れの第3回をご紹介します。
【7】不動産物件の購入の申し込み
具体的な資金計画を立ててもんだがないと判断したら、購入を申し込みましょう。申し込みは先に基本的に仲介物件なら不動産会社になります。なお申し込み時点で申込証拠金を支払わなくてはいけない場合もあるので、事前に用意しておきましょう。
申込証拠金とは、「売り主に購入する意思があることを証明するためのお金」です。申込証拠金が支払われた時点で購入の申し込みが完了し、その不動産物件の新規購入受け付けは停止します。売り主にとって申込証拠金とは「ひやかしを防止するためのお金」であり、一般的には不動産物件価格に関係なく5万~10万円ほどが目安です。
当社では、この申込証拠金はお預かりしておりません。基本的に契約締結が最優先となっております。
不動産購入の申し込みが受理されたら、次に住宅ローンの事前審査(仮審査)に申し込みます。住宅ローンの事前審査に通らないと資金調達の目途がつかないので、不動産売買契約には進めません。
また事前審査の段階では、有利な条件で借りられる金融機関をリストアップしつつ、確実に借り入れできるよう複数社に依頼しておくのもポイントです。事前審査自体はインターネット上で完結する場合もあり、比較的手軽に行えるので、できれば複数社に依頼しておきましょう。
当社では、住宅ローンのご提案・お手伝いをさせていただきスムーズに契約へ進めるようにさせていただいております。
【9】重要事項説明を受ける
事前審査が通ったら、不動産売買契約を締結するステップに進みます。ただし、いきなり不動産売買契約を締結してはいけません。必ず重要事項をよく聞いて、納得した上でサインしましょう。一般消費者が不動産購入する場合、不動産会社の宅地建物取引士が重要事項を説明しなければいけないと法律で決まっています。
説明を担当する人が宅地建物取引士証を事前に提示する決まりになっているので、もしも提示もなく説明が始まった場合は確認した方が無難です。不動産売買契約書には専門用語も多いですが、分からないことがあったらその都度聞くことを心掛けましょう。
不動産売買契約書の説明を受けて納得したら、不動産売買契約を結びます。契約を結んでからキャンセルしようとすると違約金が発生する恐れもあるので、分からないことがあるうちはサインしないようにしましょう。完全に納得できてからサインするのがポイントです。なお不動産売買契約を結ぶ際は、手付金が必要になります。一般的には不動産物件価格の5~10%ほどが目安ですが、申込時に支払った申込証拠金を充当できる場合もあるので、よく確認しておきましょう。
手付金の額は、物件により異なりますのでよく確認を行ってください。
【11】住宅ローンの本審査
不動産売買契約を正式に結んだら、住宅ローンの本審査を受けます。住宅ローンの本審査では利用者本人の収入を証明する書類だけでなく、不動産売買契約書や登記事項証明書といった購入不動産に関する資料も必要です。また本審査は利用する金融機関の本店だけでなく、ローン保証会社による審査も入るため、審査機関は事前審査より長くなります。
一般的に本審査は結果が出るまで1~2週間ほどかかる上、追加資料の提出を依頼されると3週間ほどかかるケースも珍しくありません。追加資料の提出を依頼されている間は審査がストップしている可能性が高いので、できるだけ早急に資料を用意して提出することが本審査をスムーズに通るポイントです。
住宅ローンの本審査に通れば、購入代金から手付金を差し引いた残額を売り主に支払うことになります。この場合、金融機関から直接売り主に振り込んでもらうことも可能なので、状況に応じて選択するとよいでしょう。売り主が買い主からの入金を確認し、買い主が建物をチェックして問題がなければ不動産物件の引き渡しという流れになります。
なお注文住宅の場合は、進捗状況に応じて段階的に工事費用を支払っていくケースが多いです。例えば工事請負契約時に工事費用の10%を支払った場合、「着工時」「上棟時」「引渡し前」の3回に分けて、それぞれ工事費用を30%ほどを支払うといった具合になります。
全3回で府どす案購入の主な流れをお話しさせていただきました。
少しでも皆様の不動産探しのお手伝いとなれば幸いです。
理想的な不動産購入を目指しましょう!